ふと、そう思ったことはありませんか?
焚き火に欠かせない火起こし、今日は火起こしの魅力と
難易度別について個人的に語らせていただきます。
この記事の魅力
- 難易度別火起こしの方法7選
- 筆者おすすめの着火方法は固形燃料と着火剤
- 焚き火に欠かせない筆者おすすめギア
着火難易度☆☆☆☆☆:バーナーによる着火
ガスボンベとトーチバーナーを組み合わせれば
世界最強の火起こしアイテムが完成です!
バーナーによる火起こしは最もイージーで
火が安定するまでの時間も最速です。
その理由はガス缶から放たれる火力の高さです。
「ご〜!」っと強い音と炎がトーチから飛び出します。
安いものだと、ガス缶200円前後+トーチバーナー2,000円くらいで
入手することができるのでキャンプ初心者のみならず
すぐに焚き火を楽しみたいキャンパーさんの重要なアイテムとなります。
それだけでなく、肉や刺身の表面を炙ったりと料理でも大活躍する
究極のキャンプギアです。
着火難易度★☆☆☆☆:固形燃料による着火
固形燃料はライターなどで火を付けると
数十分の間安定した火を起こすことができる道具です。
今では100均でも購入することができ、ある程度の着火材料があれば
簡単に安定した火を作ることができます。
火を起こすのにライターなどが必要になるので
ライターを忘れるととんでもないことになります(笑)
着火難易度★☆☆☆☆:着火剤による着火
固形燃料同様に、火をつけるためにある火起こし道具です。
着火剤はジェルタイプと木材のスティックタイプなどが存在し
こちらもライターなどで火を付けるとすぐに火が広まり
薪に安全に火を移すことができます。
ウッドチップに灯油を染み込ませたスティックタイプのものが
最も認知度が高く、細い枝やバトニングした薪などを
焚き火台に組み立てればすぐに焚き火が楽しめるのが魅力です。
着火難易度★★★☆☆:ファイアスターター
画像提供:Amazon
ファイアスターターはロッドとストライカーという
マグネシウムの合金棒と先の尖った金属を擦り付けて火花を起こすギアです。
ナイフの背を使って火花を起こすギアもありますね。
火を安定させるにはそれなりの準備と道具が必要です。
メタルマッチとも呼ばれています。
ファイアスターターを擦り付けて起こる火花に
ティッシュや麻紐、枯葉などに着火させその火を
どんどん育てて行かないとなりません。
火口に対してとにかく火花を当てて、火が生まれるのを繰り返します。
男のロマンを感じる着火方法で、近年のキャンパーさんにとって
最も無骨でワイルドな着火方法でもあります。
ロッドのストロークが長いギアほど火花がよく出て着火しやすいのもポイントです。
着火難易度★★★☆☆:ライターによる着火
こちらもワイルドな着火方法の1つで
タバコ用のライターやZIPPOなどによるライターの着火です。
そもそもコンビニなどに売っているライターというのは
タバコ専用の道具なので、焚き火の着火で使うことは推奨しません。
他の火起こし道具に比べ若干火力が弱々しいのがポイント。
彼は→小枝→枝→薪と
上手に火を移していく必要があります。
着火難易度★★★★☆:マッチによる着火
マッチは何本もあると安心しますが
1本擦ると数秒で火が消えてしまうので
少ないと心細い火起こしアイテムです。
アウトドアマッチと呼ばれるものも存在し
数分火が消えないものもありますが、ここでは
至って普通のマッチの火起こしについて解説します。
焚き火台にはある程度の火起こし環境がやはり必要で
麻紐やティッシュ、枯葉などがしっかりセッティングされている状態で
火起こしをする必要があります。
ライター同様すぐに火が消えるので難易度はかなり高いと言えます。
それでもマッチしかないのであれば、それだけでなんとかするしかありません。
問題は火を付ける前の準備が重要ですね。
着火難易度★★★★★:きりもみ式による着火
さまざまな火起こしの方法がありますが
最も原始的で難易度があまりにも高い
きりもみ式を紹介します。
....あ〜。紹介します。みたいに偉そうに言いましたがごめんなさい。
私もやったことありません(笑)
きりもみ式は木と木(枝と枝)を擦り合わせて出た摩擦熱から火を作り出し
火口に移して火を起こす方法です。
みなさんも1度はテレビなどでみたことあると思いますが
きりもみ式も難易度は半端ではありません。
ヘタをすると何時間も火を起こせなかったり
条件が悪いとそもそも火すら起こせないことは当たり前のように存在します。
よっぽどのことがない限り、この方法での着火方法は
お勧めしません(笑)
筆者おすすめの着火方法:固形燃料・着火剤
やはり安定した着火が期待できるこの方法が一番いいと思います。
バーナーはあまりにも簡単に火起こしができるので
火を育てていくという楽しさに欠けます。
しかし固形燃料や着火剤の場合ある程度薪の大きさなどを考慮しながら
火が常にある状態で焚き火を育てるというのが
初心者にとっても、ベテランキャンパーさんにとっても
一番楽しいのではないかなと思っております。
焚き火に欠かせない筆者おすすめギア
というわけでここからは焚き火に欠かせない
筆者おすすめのギアたちを紹介します。
焚き火台:Coleman ファイアディスク
私が最も使っている焚き火台はColemanのファイアディスクです。
ソロキャンプ用として『ファイアディスクソロ』という
小さい焚き火台も存在します。
設営がたったの3秒で終わるという簡単設計の焚き火台です。
シンプルで簡単、無駄の無い構造とフォルム。
価格も安く手入れもしやすい。ここまでシンプルで素晴らしい焚き火台はないです。
焚き火台:DoD プチ燃えファイアー
拾った枝を集めて焚き火をしコーヒーを飲もう。
辞書サイズの大きさのこの焚き火台は
極太の薪こそ入らないものの、枝をちまちまと入れながら
小規模な焚き火を楽しむには最高のアイテムです。
2次燃焼を楽しめる構造となっており、炎のゆらめきが美しい一品です。
トング:VENTLAX 焚き火トング
焚き火にくべる薪を掴むための道具が焚き火トングです。
トングなんでどれも一緒でしょ?
なんて思っていた私は、VENTLAXのトングを握った瞬間に概念がぶっ壊れました。
スタイリッシュでかっこいいギアを使っているという
ステータスにもなるのは当たり前ですが、トングにバネがついていて
めちゃくちゃ使いやすい。
これは今まで色々なギアを買ってきた私にとって
本当に買ってよかったなと思うキャンプギアの1つでした。
焚き火シート:DoD タキビバビデブー
最後は焚き火シートです。
焚き火をするにあたり、フィールドをしっかりと守るのはキャンパーのマナーです。
芝生に炭がしまうと再生は難しいでしょう。
焚き火シートは色々な素材や形がありますが
DoDのタキビバビデブーというユニークな名前のこの商品は
八角形の独特な形のシートが焚き火シーンを盛り上げてくれます。
ナイフ:モーラナイフ・コンパニオン
最も堅牢で安価、そして認知度の高い
モーラナイフというナイフを紹介します。
中でもコンパニオンと呼ばれるナイフは
最も安価で使いやすくキャンプ初心者が
焚き火のバトニングやブッシュクラフトでお世話になる一品です。
アウトドアショップでも普通に売っているくらい
認知度の高い商品です。
モーラナイフはフルタングと呼ばれ、ハンドルとブレードが一体化している
非常に堅牢な作りです。
ぜひナイフを持っていない人はモーラナイフで薪割りなどをやってみてください。
楽しい焚火ライフを!
というわけで色々な焚火の着火方法から
焚き火に関係するアイテムの紹介をしてきました。
キャンプ=焚き火ですよね。
オールシーズン楽しめるキャンプでの焚き火を盛り上げてくれる
焚き火ギアも非常に魅力的ですね。
それではまた次の記事でお会いしましょう。